キャンプや車中泊をもっと快適に。災害時にも「これがあってよかった」と思える備えを。
EcoFlow(エコフロー)の「RIVER(リバー)シリーズ」は、そんな“もしも”と“いつも”の両方に寄り添うポータブル電源です。
コンパクトながらパワフル、最速で充電できる先進性、そして洗練されたデザイン、どれをとっても「持ち運べる安心感」を高い次元で実現しています。
この記事では、エコフローリバー3のマックスとプラスの違いについてわかりやすく解説し、あなたにとってのベストを提供します。
「初めてのポータブル電源」にも、「次こそは後悔したくない」という人にも、できるだけシンプルに書いてますのでどうぞお付き合いください。
記事を書いている私は防災士の資格を保有していますので、確かな視点で安心の情報をお届けします。



EcoFlow RIVER 3 Max Plusの主な違い

「RIVER 3 Plus」はEcoFlowの中でもバランスに優れた新世代モデル。
さらに、「RIVER 3 Plus」と「RIVER 3 Max」、「RIVER 3 MaxPlus」の3種類が展開されていて、容量に合わせて選ぶことができます。
シンプルに持ち運びやすさを優先するなら「RIVER 3 Plus」で、コンパクトなのに容量も出力も日常使いには十分で、キャンプや車中泊にはぴったりです。
一方で「もっと長持ちする電力がほしい!」という人には、容量が大きく拡張性もある「RIVER 3 Plus」や「RIVER 3 MaxPlus」だと小型家電をより長時間使えます。
エコフローのリバー3マックスプラスの違いは、バッテリー容量と満充電時間だけですが、使い方が便利になっています。
基本的な考え方としては、「RIVER 3 Plus」に拡張バッテリーのEB290かEB580を追加することで「RIVER 3 MaxPlus」か「RIVER 3 Max」になります。
わかりやすい表が下にあります。
EcoFlow | RIVER 3 MaxPlus | RIVER 3 Max | RIVER 3 Plus |
特徴 | RIVER 3 Plus +EB580(572WH) | RIVER 3 Plus +EB290(286Wh) | とにかくコンパクト で静音、軽量 |
バッテリー容量 | 858Wh | 572Wh | 286Wh |
満充電時間(最短) | 約1.3時間 | 60分 | 60分 |
AC出力 (定格/X-Boost) | 600W/900W | 600W/900W | 600W/900W |
出力ポート | ACコンセント ×3 USBタイプC ×2 USBタイプA ×2 シガーソケット ×1 | ACコンセント ×3 USBタイプC ×2 USBタイプA ×2 シガーソケット ×1 | ACコンセント ×3 USBタイプC ×2 USBタイプA ×2 シガーソケット ×1 |
充放電サイクル数 | 約3,000回 | 約3,000回 | 約3,000回 |
拡張バッテリー | 搭載済み | 搭載済み | EB290(286Wh) EB580(572Wh) |
保証期間 | 5年 | 5年 | 5年 |
定価(税込) | 99,700円 | 69,700円 | 39,800円 |
エコフローリバー3は最大で858Whの容量があり、小型家電であれば余裕を持って使うことができます。
リバー3Plus~MaxPlusで使える小型家電だと、例えばスマホの充電なら16回~57回、LED照明なら18時間~60時間、消費電力によって違いますが、キャンプやアウトドアでは必要十分な時間です。災害が起きてしまったときでも、数日分の電力を十分賄うことができます。
大容量のポータブル電源を持てば安心なのは確か。
でも、価格もサイズもそれなりに上がるし、普段はちょっと持て余してしまう、そんなあなたにとって、「RIVER 3」シリーズはちょうどいい落としどころです。
たとえばスマホの充電、LEDライトなど、災害時に“本当に使いたいもの”だけに絞れば、「RIVER 3」でもしっかりカバーできます。「RIVER 3 Plus」ならさらに容量が増えて、家族での利用や長めの停電にも対応可能。“あれば安心”よりも“これだけは守りたい”という視点で考えると、必要最低限の備えとしてRIVER 3はかなり現実的。
エコフローのリバー3の3つは、価格と機能のバランスに優れた一台です。
RIVER 3シリーズに搭載された「X-Boost機能」は、消費電力の高い家電でも一部使えるようにしてくれる便利な機能。たとえばドライヤーや電気ケトルなど、定格電力オーバーで動かせない機器も、X-Boostを使えば動作することがあります。「これが使えるなら助かる!」というシーンで威力を発揮してくれます。
リバー3シリーズはすべてスマホ連携可能で、現在の状態を確認できるだけでなく、リモートコントロームで充電速度の設定変更などをすることできます。
リバー3シリーズは専用アプリと連携することで、バッテリー残量や入出力の状態をリアルタイムでチェックできます。これだけでも「あとどれくらい使える?」という不安を減らしてくれるポイント。さらに、アプリ上から充電モードの切り替えやX-Boostのオン/オフ、電源の操作までできるので、わざわざ本体まで行かなくてもOK。
たとえば車中泊中、寝袋から出ずに電源をオフにできたり、屋外での作業中でも状況をひと目で確認できたりと、使い勝手がぐっと上がります。
EcoFlow RIVER 3 Max Plusの基本的なスペックの違い

エコフローリバー3マックスプラスの基本的なスペックに違いはなく、追加バッテリーの容量によって違いが出ます。
出力に関してはどちらも600W(X-Boost時は最大1200W)で同じですが、使える時間の長さや使える家電の種類には差が出ます。もちろん、サイズと重さも比例してRIVER 3 MaxPlusのほうがやや大きめ。
「持ち運びやすさ重視」ならRIVER 3 Plus、「多めに電気を使いたい」ならRIVER 3 Plus、「災害時にもしっかり備えたい」ならRIVER 3 MaxPlus、この住み分けが、選ぶときの大きなポイントになります。
EcoFlow | RIVER 3 MaxPlus | RIVER 3 MAX | RIVER 3 Plus |
サイズ(幅×奥行×高さ) +追加バッテリー | 約234×232×146mm +234×224×158mm | 約234×232×146mm +234×224×110mm | 約234×232×146mm |
重さ(本体+拡張) 合計 | 約4.7kg+5.8kg 約10.5kg | 約4.7kg+3.5kg 約8.2kg | 約4.7kg |
電池素材 | リン酸鉄リチウム イオン電池 | リン酸鉄リチウム イオン電池 | リン酸鉄リチウム イオン電池 |
本体充電方法 | AC、ソーラー シガー、発電機 ※拡張はタイプCのみ | AC、ソーラー シガー、発電機 ※拡張はタイプCのみ | AC、ソーラー シガー、発電機 |
アプリ連携(遠隔操作) | 〇 | 〇 | 〇 |
動作温度 | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ | -10℃~45℃ |
カラー | ブラックのみ | ブラックのみ | ブラックのみ |
RIVER 3シリーズはIP65相当の防塵・防水設計。
多少の雨や水しぶきなら気にせず使えるので、アウトドアや災害時にも頼りになります。
たとえば、キャンプ中に突然の雨が降ってきても、あわてて片付ける必要なし。災害時に屋外での充電や給電が必要になったときも、安心して使えるというのは大きなポイントです。“天気を気にしなくていい”という安心感が、使えるシーンをぐっと広げてくれます。
RIVER 3 Plusの専用エクストラバッテリーは、本体に接続するだけの拡張用…かと思いきや、実は単体でもモバイルバッテリーのように使える優れモノ。
USB-Cポートも備えているので、スマホやタブレット、ノートPCなどを直接充電できます。たとえば、メインのRIVER 3 Plusは車に置いておいて、追加バッテリーだけをテントやカフェに持ち出す…なんて使い方も可能。わざわざ大型の電源本体を運ばなくても、USB-C機器の充電ができるのは想像以上に便利です。「もう一つの電源」として活躍する、ちょっとした裏技的な存在です。

RIVER 3 MaxPlusは電力に余裕が欲しい人におすすめ
とにかく電力に余裕がほしい、でも本格的な業務用まではいらない──そんな“ちょうどいい大容量”を求める人には、RIVER 3 Max Plusがぴったりです。大容量の専用エクストラバッテリーがセットになって、合計858Whの大容量。ドライヤーや炊飯器などの高出力の小型家電もしっかり使えて、ファミリーキャンプや長めの停電にも余裕で対応できます。
「災害時に家族のスマホを全部充電したい」「ポータブル冷蔵庫を一晩中使いたい」「アウトドアでも家並みの快適さがほしい」──そんな人には、このクラスの電源があるだけで安心感がまるで違います。
大きくても、使い勝手はEcoFlowそのまま。“備えも遊びも妥協したくない人”におすすめの一台です。

RIVER 3 Maxは必要十分の備えをしたい人におすすめ
容量もサイズも“ちょうどいい”のがRIVER 3 Max。572Whのバッテリーは、スマホやノートPCはもちろん、ちょっとした調理家電や電気毛布にも十分対応できるレベル。日帰り〜1泊程度のキャンプ、車中泊、防災用としてもバランスのいい選択肢です。
「とりあえず1台ほしいけど、容量が少なすぎるのは不安」「でも、重くて大きすぎるのもイヤ」──そんなわがままに応えてくれるのがこのモデル。
RIVER 3 Maxなら、災害時にも「最低限+α」の安心感が持てて、日常使いにも活躍。無理なく備えて、しっかり使える。そんな“等身大のポータブル電源”を求める人にぴったりです。

RIVER 3 Plusは必要最低限の備えをしたい人におすすめ
「災害時の備えとして、ちゃんと使えるポータブル電源がほしい」でも、「普段はコンパクトに持ち運びたい」──そんな人にはRIVER 3 Plusがちょうどいい選択です。容量は286Whで、LED照明とスマホ充電がメインでありんがらも、X-Boost機能もあるから、いざという時の電気ケトルやドライヤーにも対応できる安心感があります。
専用の追加バッテリーを後からプラスすれば、Maxクラスの容量にもアップグレード可能。「最初は必要最低限、でも将来は拡張したい」という人にもぴったりです。
軽さとパワーのバランスを取りつつ、拡張性まで備えたスマートな1台。それがRIVER 3 Plusです。

EcoFlow RIVER 3 Max Plusの違いまとめ

ポータブル電源って、容量が大きければ安心だけど、そのぶん価格もサイズも上がってしまう。でも、EcoFlowのRIVER 3シリーズなら、「必要最低限の安心」と「使いやすさ」のバランスがとにかく絶妙。
リバー3マックスプラスの主な違いは、バッテリー容量の違いでしたが、専用エクストラバッテリーがあることで単体でも使える便利さがプラスされます。
もし今、「ポータブル電源をひとつ持っておきたいけど、何を選べばいいかわからない」と迷っているなら、RIVER 3シリーズから“最初の一歩”として選べば間違いありません。
- リバー3マックスプラス
バッテリー容量858Wh、定格600W、専用エクストラバッテリーEB580付属 - リバー3マックス
バッテリー容量572Wh、定格600W、専用エクストラバッテリーEB290付属 - リバー3プラス
バッテリー容量286WH、定格600W
- リバー3マックスプラス
普段使いと災害対策の両立、普段は本体、災害時には専用エクストラバッテリーを併用で必要十分な電力を確保 - リバー3マックス
無理なく備えていざというときにしっかりと役立つ、ちょうどいいポータブル電源 - リバー3プラス
あるとなしとじゃ大違い。必要最低限備えるならコレ
RIVER 3シリーズは、スペックも価格もそれぞれ異なる3モデルがラインナップされています。
「自分にとっての“ちょうどいい”はどれだろう?」と少しでも気になったら、ぜひ一度チェックしてみてください。



エコフローよりも安全に、かつ長期間の耐久性があるものを探している人はAnkerのSolixシリーズがおすすめです。
SolixC1000とC800を比較した違いは容量と出力ポート数|Ankerポータブルバッテリー
コメント