次世代ARグラスとしてる「XREAL One」と、その上位モデル「XREAL One Pro」と「」XREAL Air 2 Ultra」が注目を集めています。
どれもも魅力的な製品ですが、実際に選ぶとなると「どこが違うのか?」「自分に合っているのはどどれ?」と悩む人も多いはず。
ARグラスとしてよりも、サングラス型のモバイルモニターとして考えれば、ビジネスにも使えて、ハマれば省スペースで生産効率性爆上がりのデバイスです。
本記事では、スペックや機能、使用感の違いを詳しく比較し、それぞれのモデルがどんなユーザーに向いているのかを解説します。
置き場所に困らない作業用の大型モニター、欲しくありませんか?


XREAL OneとProの主な違い

現時点で、XREAL One Proの日本での発売日は公式には発表されていません。
米国では既に販売が開始されていますが、日本での発売に関する情報はまだ提供されていないようですので、XREAL Air2Proとの比較についてわかりやすく解説します。
XREAL OneとAir2Proの主な違いは、3次元の動きと検知できるかどうか、CPUのチップ性能とディスプレイの大きさ、そして音質のチューニングの4点です。
XREAL One | XREAL Air2Pro | |
3DoF(頭の動き検知) | 単独で3DoF | XREAL Beam Proが必要 |
チップ | XREAL X1 チップ | ― |
ディスプレイ | SONY 0.68インチ マイクロOLED | 最新のSONY製 0.55インチ Micro-OLED |
音質 | Boseチューニング | 第2世代サウンドシステム |
価格 | 69,980円 | 59,980円 |
それぞれにどういった違いがあるかについて、詳しく解説していきます。
XREAL Oneの3DOFの魅力は、その手軽さと快適さ。余計なセンサーを省くことで軽量化され、長時間装着しても疲れにくいのが特徴。また、安価でコスパの良いAR体験ができます。スマホやPCと接続するだけで簡単セットアップ、初心者にも最適です。特に映画や動画鑑賞との相性が良く、頭の動きに合わせて自然に画面の向きを調整できるため、リラックスした姿勢で楽しめます。
そして、映像を処理するために重要なのがCPUのスペックです。
画質を保ったまま動きを表現する性能に特化した独自のプロセッサ「X1」と搭載しています。
XREAL OneのX1チップは、映像の安定性と画質向上に特化した独自プロセッサです。遅延の少ないなめらかな表示が可能で、「Space Screen」機能により仮想ディスプレイをブレずに固定できます。さらに、映像補正技術で歪みのないクリアな映像を実現し、低消費電力でバッテリー持ちも良好。快適な視聴体験を支える重要な技術です。
ARグラスでありながら大画面の映像体験を実現するのに重要な視聴距離。
ARグラスに映る映像はあたかも数メートル先に大画面スクリーンが広がっていて、今までにないような体験ができます。
XREAL Oneの0.68インチディスプレイは、実際には非常に小さいものの、視聴距離に応じて大画面のような映像体験が可能。例えば、4メートル先に147インチのスクリーンが浮かんでいるかのように感じられ、映画館のような迫力ある映像を楽しめます。高解像度で、鮮明でクリアな映像、文字や細かなディテールもくっきりと表示。小型ディスプレイでも大画面の迫力を実現しつつ、軽量で快適な使用感も保たれています。
XREAL OneとAir2ProのBOSEチューニングと第二世代サウンドシステムの違いは、主に音質と音の広がりに関係しています。それぞれの特徴を簡単にまとめると次のようになります。
XREAL Oneに搭載のBOSEチューニングは、音質のクリアさやバランスに重点を置いています。
Air2Proの第二世代サウンドシステムでは、音の広がりや空間的な定位を体験できます。
XREAL OneとProの基本的なスペックの違い

XREAL OneとProの基本的なスペックの違いでは、一番ユーザー側に影響がありそうなのが、視野角と持続時間、重さです。
XREAL One | XREAL Air2Pro | |
FOV(視野角) | 50° | 46° |
透過100% 調光機能 透過 30% 透過 0% | クリアモード シェードモード シアターモード | 透明モード 通常モード 没入モード |
最大インチ | 367インチ | 130インチ |
高視認性(AR) | 高視認性の TÜV Rheinland新基準認証 | 目の快適さを保つ TÜV Rheinland基準認証 |
持続時間 | 記載なし | 約8時間 |
スピーカー | 指向性 | 指向性 |
録音機能 | ステレオ録音 | ✕ |
ノイキャン | 〇 | 〇 |
最高輝度 | 600ニット | 500ニット |
重さ | 82g | 75g |
ちなみに、こういうARグラスで気になるのが発熱について。
使っていると本体が熱くなってきて接触部分がじんわりと気になりますが、XREALでは熱を前面に排出するようになっているので、前モデルと比較してかなり改善されています。
ARグラスの3つの調光モードは、環境や用途に応じて最適な見え方を選ぶことができて、快適な体験を実現できます。クリアモードは外の景色をそのまま見ながらARを楽しめるため、移動中やカフェ作業に最適。シェードモードは外光を適度に抑え、映像をくっきり表示。屋外や明るい室内での使用に向いています。シアターモードは外光を遮断し、映画やゲームの没入感を最大化。

ARグラスを長時間快適に装着するには、重さとバランスが重要。前後の重量配分が均等であれば、鼻や耳への負担が減り、メガネのような自然な装着感が得られます。XREAL Oneはこの設計を実現し、長時間の映画鑑賞やゲームでも快適さを維持。バランスが悪いと疲れやすくなるが、適切な重量配分があれば、没入感と実用性を両立できる。
次に気になるのがそれぞれの対応デバイスについて。
XREALをどの用途で使うのかによって、デバイスが変わってきますが、仕事で使うならWindowsやMacBook、趣味で使うならiPhoneやニンテンドースイッチ、プレステ5でしょうか。
XREAL One | XREAL Air2Pro | |
USB-Cで直接接続 | iPhone 15以降 Android、iPad windows、MacBook | iPhone 15以降 Android、iPad windows、MacBook Steam Deck |
XREAL Beam Pro (映像出力デバイス) | 非対応 | iPhone/iPad、PlaStation5 Nintendo Switch、Xbox |

XREAL Beam ProはXREALのARグラスのサポート的な役割を担っていて、仮想スクリーンを好きな位置に固定できる「Space Screen」機能を使いたい人にとっては必須のデバイスです。
XREAL Oneは視点追従で史上最高の没入感を得たい人におすすめ
XREAL Oneは、内蔵プロセッサー「X1チップ」による高性能な映像処理や、3DOF(3自由度)による視点追従機能を搭載。これにより、映像が頭の動きに合わせて自然に追従し、従来のARグラスでは味わえないリアルな没入感が得られる。
XREAL Oneは、ゲームや映画などのコンテンツをより臨場感たっぷりに楽しみたい人や、最新のAR技術をフルに活用したい人におすすめのモデル。
単なるディスプレイ拡張ではなく、次世代のAR体験を求めるなら、XREAL Oneが最適な選択肢といえます。
また、趣味だけでなく、ビジネスにおいても、生産性を高めてくれること間違いなしで、場所をとらない拡張モニターとして優秀すぎるデバイスです。

XREAL Ari2Proはビジネスだけでなく趣味にも使いたい人におすすめ
XREAL Air 2 Proは、軽量でシンプルに使えて、高画質なARグラスを求める人に最適なモデル。最大の魅力は、その軽さと快適な装着感。Air 2 Proは、一般的なメガネと変わらない感覚で装着できるほど軽量に設計されており、長時間の使用でも疲れにくい。バッテリーも最大8時間と長く、カフェでの作業、リラックスしたい時のコンテンツ視聴など、日常のさまざまなシーンで気軽に活用できる。
また、映像の美しさとシンプルな接続性も魅力のひとつ。
最新のMicro-OLEDディスプレイにより、高精細で色鮮やかな映像を楽しめるだけでなく、USB-C一本でスマホやPCに簡単に接続可能。
手軽に持ち運べるシンプルなARグラスを求める人や、長時間快適に使いたい人にぴったりのモデル。
日常の延長線上で、AR技術を身近に感じられる一台となります。

XREAL OneとProの違いまとめ

XREALのARグラスがあれば、スマホやPCの小さな画面から解放され、どこでも目の前に大画面を広げられるようになります。
通勤中の映画鑑賞や、カフェでの作業が格段に快適になり、プライベートの時間がより充実。
さらに、リモートワークや出張先では、ノートPCのサブディスプレイとして活用し、限られたスペースでもストレスフリーで効率よく作業が可能に。
持ち運びやすく、すぐに使えるシンプルな設計で、ビジネスもエンタメも自由自在。
XREAL OneとAir2Proでは明確に違いがあるのであなたの求めているものでどちらを選べばいいかがわかります。
- XREAL Oneは独自のプロセッサX1チップ搭載で遅延なく処理性能に優れている
デバイスとの接続はタイプCで直接接続、細部の文字までくっきり見やすい - XREAL Air2Proは軽量設計で装着感はメガネと変わらない快適さ
なのに最大8時間という持ちの良さでリモートワークに最適


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