「象印の空気清浄機、PU-SA35-WAとPU-HC35-WAって何が違うの?」
どちらも象印マホービンのコンパクトな空気清浄機(適用床面積16畳)で、見た目もよく似ています。でも、センサーの種類・消費電力・運転コース数など、使い勝手に関わる違いがいくつかあります。
この記事では、PU-SA35-WAとPU-HC35-WAの違いを、象印マホービン公式ページ・公式プレスリリース・象印公式直販ストアのスペックをもとに正確に比較・解説します。「どちらが自分の使い方に合っているか」が読み終わるころにはっきりわかる内容にまとめました。
結論:PU-SA35-WAとPU-HC35-WAの違いは5つ
まず結論をお伝えします。2モデルの違いを表にまとめました。
| 比較項目 | PU-SA35-WA(新モデル) | PU-HC35-WA(旧モデル) |
|---|---|---|
| 位置づけ | 後継モデル(2022年9月発売) | 旧モデル・型落ち(2019年8月発売) |
| ① センサーの種類 | ホコリセンサー(花粉・ハウスダスト検知) | においセンサー(ニオイ検知) |
| ② 消費電力(最大) | 16W(50/60Hz共通) | 38W(50Hz)/ 44W(60Hz) |
| ③ 運転コース数 | 4コース(標準・弱・静音・おまかせ) | 6コース(急速・標準・静音・おまかせ・花粉・エコ) |
| ④ 切タイマー | なし | 3時間切タイマーあり |
| ⑤ 本体サイズ(幅×奥行×高さ) | 37×12.5×45.5cm | 39.5×12.5×41.5cm |
| 本体重量 | 約3.7kg | 約3.9kg |
| 運転音(最大) | 標準:44dB | 急速:46dB |
| 運転音(静音) | 19dB | 19dB(同じ) |
| 適用床面積 | 〜16畳(26m²) | 〜16畳(26m²) |
| 8畳清浄時間 | 約17分 | 約17分(同じ) |
| PM2.5対応 | ○(0.1〜2.5μmを99%キャッチ) | ○(同じ) |
| フィルター種別 | 高性能集塵・脱臭一体フィルター | 高性能集塵・脱臭一体フィルター(同じ) |
| フィルター交換目安 | 約2年 | 約2年(同じ) |
| エアーサイン(空気状態表示) | ○(緑・オレンジ・赤の3段階) | ○(黄緑・赤の2段階) |
| 花粉対策製品認証 | ○(認証番号:JAPOC-0100) | 記載なし |
| カラー | ホワイト | ホワイト |
一言でまとめると:省エネ・花粉・ホコリ対策を重視するならPU-SA35-WA、においに敏感・多彩なコース設定や切タイマーを使いたいならPU-HC35-WAです。
PU-SA35-WAとPU-HC35-WAの5つの違いを詳しく解説
① センサーの種類:ホコリセンサー vs においセンサー(最大の違い)
2つのモデルの最大の違いは、搭載しているセンサーの種類です。
PU-SA35-WAはホコリセンサーを本体の下部に搭載しています。床に落ちた花粉やハウスダストが舞い上がった際にすぐ検知しやすい位置に配置されており、「おまかせモード」で運転すると空気の汚れ具合に応じて自動で風量を調整します。エアーサインは緑・オレンジ・赤の3段階でホコリの状態をお知らせします。
PU-HC35-WAはにおいセンサーを搭載しており、お部屋のニオイを感知すると自動でおまかせ運転(急速・標準・静音の3段階)を切り替えます。エアーサインはきれいなときに黄緑、汚れているときに赤のランプが点灯します。
つまり、PU-SA35-WAはニオイを自動検知しないという点に注意が必要です。料理の煙やペット臭など、ニオイの変化に敏感に反応してほしい場合はPU-HC35-WAが適しています。逆に、花粉症やアレルギー性鼻炎など、ホコリや花粉の対策を重視する場合はPU-SA35-WAのほうが向いています。
② 消費電力:PU-SA35-WAはDCモーター採用で大幅省エネ
消費電力はPU-SA35-WAが標準コースで16W(50/60Hz共通)、静音コースで3Wです。一方、PU-HC35-WAは急速コース時に44W(60Hz)/ 38W(50Hz)、標準コース20W、静音コースでも13Wです(※60Hzの場合)。
象印公式プレスリリースでは、PU-SA35-WAのDCモーター採用により「PU-HC型との定格消費電力(16畳運転時)比較で省エネ」と明記しています。
1日24時間・年間365日「おまかせモード」で運転した場合の電気代目安(電力料金27円/kWh換算)は、PU-SA35-WAが年間約657円程度(標準コース16Wで試算)になります。PU-HC35-WAは標準コース20W相当の運転でもPU-SA35-WAを上回るため、長期利用では電気代の差が積み重なります。24時間365日つけっぱなしにしても電気代を抑えたい方には、PU-SA35-WAが有利です。
③ 運転コース数:4コース vs 6コース
PU-SA35-WAの運転コースは「標準・弱・静音・おまかせ」の4コースです。PU-HC35-WAは「急速・標準・静音・おまかせ・花粉・エコ」の6コースです。
PU-HC35-WAにある「花粉モード」は、急速運転で一部屋分の空気を一気に入れ替え、花粉を除去するコースです。「エコモード」は省エネ運転を意識した自動制御コースです。
PU-SA35-WAではこれらの個別コースを廃止した代わりに、ホコリセンサーが検知した汚れ具合に応じて「おまかせモード」が自動的に最適な風量に調整します。つまり、花粉への対応は手動モード切替ではなく自動センサーに統合されています。シンプルに使いたい方にはPU-SA35-WA、細かく手動でモードを切り替えたい方にはPU-HC35-WAが向いています。
④ 切タイマー:PU-HC35-WAのみ3時間切タイマーあり
PU-HC35-WAには3時間切タイマーが搭載されており、就寝時に3時間後に自動停止させることができます。PU-SA35-WAには切タイマーはありません。
なお、PU-HC35-WAは操作がない状態で36時間後に自動停止する機能があります。PU-SA35-WAも同様に、設定によって一定時間後に停止する仕様です。「寝るときだけ使いたい・つけっぱなしが心配」という方には、3時間切タイマーを持つPU-HC35-WAが安心です。
⑤ 本体サイズ:幅と高さが異なる
本体サイズ(幅×奥行×高さ)はPU-SA35-WAが37×12.5×45.5cm、PU-HC35-WAが39.5×12.5×41.5cmです。奥行きはどちらも約12.5cmで同じです。
- 幅:PU-SA35-WAが約2.5cm狭い → 横幅を抑えたい場所に置きやすい
- 高さ:PU-HC35-WAが約4cm低い → 低い棚の上など高さに制限がある場所に置きやすい
- 重量:PU-SA35-WAが約3.7kg、PU-HC35-WAが約3.9kg(200gの差)
設置場所の幅・高さの制限に合わせて選ぶことができます。どちらも奥行き約12.5cmのスリム設計で、寝室の壁際・廊下・玄関など狭い場所にも置けます。
PU-SA35-WAとPU-HC35-WAに共通する主な特長
次の点は両モデルで共通しています。
- 適用床面積:〜16畳(26m²)、8畳の清浄時間:約17分
- 奥行き約12.5cmのスリム設計(フロントパネル全面吸気)
- 高性能集塵・脱臭一体フィルター(交換目安:約2年)
- PM2.5対応(0.1〜2.5μmの粒子を99%キャッチ)
- 静音モード19dB(就寝中でも使いやすい)
- 浮遊ウイルス・浮遊カビ・浮遊細菌を抑制(※試験空間での効果)
- フィルターの交換は取り外してはめるだけ(水洗い不要)
- ピクトグラム表示の操作パネル(ユニバーサルデザイン)
- カラー:ホワイト(-WA)
PU-SA35-WAがおすすめな人
- 花粉症・アレルギー持ちで、花粉やホコリの自動検知・除去を重視したい
- 24時間つけっぱなしにして電気代を抑えたい(DCモーター・最大16W)
- シンプルな操作パネルで直感的に使いたい
- 第三者機関が認証した花粉対策製品(JAPOC認証)を選びたい
- 新しいモデルを購入したい
PU-HC35-WAがおすすめな人
- 料理の煙・ペット臭・生活臭など、ニオイの変化に敏感に反応してほしい(においセンサー搭載)
- 就寝時の切タイマー(3時間)を使いたい
- 「花粉モード」「エコモード」など運転コースを手動で切り替えながら使いたい
- 価格を抑えて購入したい(中古・アウトレット含め流通価格が安い)
- 高さが低い棚の上(41.5cm以内)に置きたい
まとめ:PU-SA35-WAとPU-HC35-WAの違い
象印 PU-SA35-WAとPU-HC35-WAの違いをまとめると、次のとおりです。
- センサー:PU-SA35-WAはホコリセンサー、PU-HC35-WAはにおいセンサー。それぞれ得意な検知対象が異なる
- 消費電力:PU-SA35-WAは最大16W(DCモーター)でPU-HC35-WAの約38〜44Wより大幅に省エネ
- 運転コース:PU-SA35-WAは4コース(シンプル)、PU-HC35-WAは6コース(花粉モード・エコモードあり)
- 切タイマー:PU-SA35-WAはなし、PU-HC35-WAは3時間切タイマーあり
- サイズ:PU-SA35-WAは幅が約2.5cm狭く軽い。PU-HC35-WAは高さが約4cm低い。奥行きはどちらも約12.5cm
- 共通点:適用床面積16畳・8畳清浄約17分・静音19dB・フィルター交換目安2年・PM2.5対応・奥行き約12.5cmのスリムデザイン
花粉やホコリの自動対策・省エネ重視ならPU-SA35-WA、においセンサー・多彩な運転コース・切タイマー重視ならPU-HC35-WAが向いています。どちらもコンパクトで使いやすい象印のスリム空気清浄機です。購入時は現在の販売価格も確認の上、ご自身の使い方に合ったモデルを選んでみてください。
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